正体は何ものだ
庭の草をむしった残骸をしばらく放置したらその中にカブトムシの幼虫っぽい
それよりも小柄な昆虫の幼虫が数匹潜んでいた。
それが何になるのか好奇心から小さな水槽に腐葉土と一緒に入れ飼育してみた。
その間霧を拭いたりして保湿には気を配ばり1か月以上経った時に
水槽の土を掘り返してみたら丸い土の塊が数個出てきました。
自分の思っていた昆虫の蛹とは違うが、元に戻しおよそ3日後には
成虫が一匹出てきていました。
カブトムシではないそれはよく見かける昆虫ですが、名前は知りません。
ネットで調べると なんとコガネムシ科の昆虫 ハナムグリ でした。
つまんでみると尻から白い液体をピュッと出しました。成虫になって
初ウンコかな
子どもの時には見かけたのはクヌギの樹液に集まっていた
ハナムグリの生態は花から花へ飛び回り受粉手助けに深くかかわる益虫で、
コガネムシは幼虫は植物の根を食べ成虫は葉を食べる害虫だそうで
形は似ているが似ても似つかぬ昆虫なのです。
水槽から外に放してあげたら早速自分の役目である受粉の仕事をしに行ったのか
早々にいなくなりました。
岡田 純