1. HOME
  2. ブログ
  3. 未分類
  4. 前人未到の記録50-50

BLOG

五香のつぶやき

未分類

前人未到の記録50-50

1シーズン本塁打50盗塁50、メジャーリーグの大記録を大谷選手が塗り替えた。

まだ今シーズンが約10試合ほど残っているので55-55とは言わずも、
どこまで記録が伸びるかが注目される。

まず日本人は小柄で非力で瞬発力に劣ると、メジャーリーグの選手との比較で
今まではそのようなネガティブな答えが返ってきていた。

その固定概念が大きく崩れ、今ここでポジティブな気持ちとそれに伴う努力を
持ち続ければ叶わない夢は無いと日本人に努力を惜しまず続ければ成功する
という希望と勇気を与えた。

現代の日本においては高校野球を含めて少年野球は第一に身体を大事に
してくれているが、その理論は先だっての大谷選手がそうだったことが
この記録が達成できた伏線上にあると思う。

周囲によき理解者がいたことは、これも人格と志、そして努力する姿勢が
人を引き付けたことが、今の大谷選手がある大きな要因と思えます。

大谷選手も高校では体の成長を重視し、身体のケアーも少年期から
本人に意識させ、先を見据えたトレーニングを心がけさせられた。

この結果が190㎝を超える身長と100キロを超える体重でありながら、上半身と
下半身のバランスの取れた肉体に瞬発力を兼ね備えた身体を作り上げそれを屈指し
メジャー選手の中でも引けを取らず打撃では超一流の選手と認められた。

メジャーリーグ入団当時は大谷選手の打撃において高校生レベルと言う現地記者が
いたが、今ではメジャー両リーグにおいても頂点を争う選手となっている。

確かに日本でも投手に専念した方がメジャーで生き残れるだろうと
思っていた野球評論家も大多数だったと思う。

二刀流をやり遂げるには投手と打撃の2つに努力を重ね、またそれをこなして
行ける体力を強化しなければならないが、そんな分の悪い選択を現実主義の
アメリカ人たちは行わない。

ましては現在メジャーリーグでやり遂げている選手がいないのに、日本人に
できるはずはないと思われていた。

子どもの頃の夢、たぶん甲子園で優勝する夢がその当時果たせそうにないので
大きく飛躍させ、投げて勝って 打って勝つ 日本を飛び越えて世界でと思い、
一度しかない人生をメジャーに賭け、栗山監督のようなよき理解者がいてレールを
敷いてもらった所で集中力と惜しまぬ努力で今の地位にいるのではないか。

稼ぎというよりその恩返しが大谷選手の投打にこだわる原動力となっていると思う。

今年は打者に専念しているが最終目的の所属チームがメジャー制覇すれば
昨シーズンの投手で10勝以上と併せ大谷選手の大いなる夢を達成したことになる。

大谷選手は言うなれば野球をプレイする楽しさを全世界に魅せている伝道者である。

まずは自身も調子が良く最大のチャンスである今シーズンのメジャー制覇を
達成していただきたい。

 岡田 純