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五香のつぶやき

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箱根駅伝予選のドラマ

2025年箱根駅伝の予選会が10月19日に開催され上位10校の箱根駅伝出場を目指し
43校の大学が参加し、出場資格10校の枠を上位10人の合計タイムで競い合った。

箱根駅伝も勢力関係も変わり古豪が予選会で競い合うようになりました。

そして予選会では毎年のように各大学の留学生が勢力争いのトップクラスを
担ない狭き10校の枠を競うが10人トータルのタイムなので総合力の争いとなる。

今回、特にドラマとなったのが11年連続の出場を果たせなかった東海大学でした。

留学生選手がゴール10メートル手前で熱中症で倒れ棄権となりました。

もしもその後ろを走っていた選手と同タイムでゴールしたと考えれば、
総合8位となり出場枠内に入れたという。

この日は気温はこの季節では5度ほど高く、選手たちには過酷なレースに
なっていました。

またもう一つのドラマ、10位の順天堂大学と11位の東京農業大学とのタイム差が
たった1秒しかなかったのである。

3~4歩差位なのであろうがその差は雲泥の差で、再度2019年の優勝を思い出し
栄冠をつかむという目標を掲げ、今年の箱根が終わってすぐに練習に励んだのが、
悔やみきれない結果となってしまった。

12位の明治大学も10位から59秒差と箱根常連の古豪もそろって涙をのみました。

悔やみきれない選手がいる中で申し訳ないが、箱根で往復の長く続くレースの中で
選手の戦略的な配置や選手同士の駆け引きで思いがけないドラマを生む、
これが見ているものにアマチュアらしい悲哀が満ちた感動を与えるのである。

予選会で悔しい想いをした大学のためにも、予選会組はシード校に一泡吹かせ
箱根の雄 常勝チームとなった青山学院大学を力づくで倒す大学が出て欲しいのだ。

 岡田 純