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五香のつぶやき

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ロシアのウクライナ軍事侵攻なぜ?

平和の祭典であるオリンピックの閉幕を待っていたかのように
ロシアのウクライナ軍事侵攻が始まった。

報道で知ることが無かったが、ウクライナでは政権が親欧米派に代わった
8年ほどの間、親ロシア派と銃撃戦を繰り返している地域が存在しており、
ロシア軍進撃の導火線はいつ点火するかの状態であったようである。

軍が進撃すればNATOが制裁をしてくることは判り切っている。他の諸外国も
ロシアを避けるであろうから孤立するのは目に見えているのに、それでも
プーチンは強行したのは何か意図があるものなのだろうか。

前アメリカ大統領トランプは強いアメリカを再び・・と国民に大々的に訴え、
当時の世論ではまさかと思われての大統領就任だった。

プーチンもそれと同じに演説の中で強いロシアを再びと国民に伝えていたと聞く。

第二次世界大戦ではモスクワを陥落しようとするナチスドイツを返り討ちし
逆にベルリンンを陥落するため2000万人の犠牲を払ってドイツを討ち果たした。

そのベルリンに向かう途中の東欧諸国各都市を開放しながらの行軍は王者さながらで
その軌跡で共産化し、欧米諸国に対抗すべくワルシャワ条約機構を構築した。

ナチスドイツの核・ミサイルの開発技術を持ってアメリカと競い合い一歩リードも
束の間、それらが旧ソ連経済の重しとなり国家の崩壊となった。

その後の2000年にプーチンがロシア大統領に就任し、当時は新しい資本主義が
共産主義にとって代わるはずがうまくいかない、欧米の支援や協力も無しで
崩落の一途をたどった。それが現代のロシアなのである。

アメリカの敵は共産主義でロシアが旧ソ連化するのを阻んでワルシャワ条約派の
国々のNATO加盟を勧めていきロシアを孤立化させていったのだろう。

ロシアはそれが脅威で隣国のNATO加盟に抵抗したのがウクライナ侵攻と
なったのでしょう。

ボクの旧ソ連に対する歴史観からロシアは覇権国家にしてはならないと思っている。

共産主義は国家の言う通りにしなければ暴挙による制裁をする、日本赤軍もそうで
あったように、現代の中国共産党の天安門やウイグル人権問題がそうであるように。

旧ソ連は終戦時のどさくさに北方領土を占拠し中国に出兵した兵隊を捕虜とし
極寒のシベリアに送りこみ死と隣り合わせの強制労働を課した鬼畜である。

その恨みを晴らすことではないが、日本もアメリカ、西欧諸国と足並みを揃え
経済制裁を行うべきである。

ロシア一般市民や子供にも絶大な被害を与えるであろうが、ウクライナの
友好国にないアメリカは大義が無いので軍は出すことはないし、それが
世界戦争にならない武力制裁以外の方法である。

ロシアの友好国で安保理の常任理事国にある中国が何もしないのでは、
国民の窮状やシュプレヒコールしか『直ちに侵攻はやめろ!』という声は、
戦闘に狂ったプーチンの耳には届かない。

 岡田 純