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五香のつぶやき

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お手盛り的な相撲協会

前頭14枚目の前乃山は12勝3敗の好成績で五月場所を終えた。

もう2年前になるのか・・・コロナ禍での接待を伴うキャバクラ豪遊したという
協会の規律を犯したその行為は大関としてあるまじきものとして
一年間の出場停止と減給という大きなペナルティを課された。

その処罰は力士生命を奪うくらい重くこれからピークを迎える年齢で6場所の
謹慎期間は体や技を鍛えていく気力と勝負勘を奪うには十分すぎる期間である。

その謹慎期間は稽古と辛抱を重ね、土俵に上がる再スタートの地位は
序の口三段目の22枚目 それからまだ関取と言わない相手と戦い勝ち越しを続け、
再十両で優勝 翌場所は十両筆頭で13勝2敗 そして今五月場所再入幕を果たし
前頭14枚目の地位で12勝3敗は期待通りの成績であった。

3敗も横綱との対戦で●関脇の対戦で● 取りこぼしは1つだったのに
成績を讃えることなく今場所の敢闘賞には該当しないという協会の判断だった。

協会の言い分で元大関で優勝経験もある力士なので13番勝ってこそ敢闘賞が
与えられるとの見解が伝えられた。

優勝争いを繰り広げ関脇大栄翔をぶつけ、それに加え横綱照ノ富士もぶつける
番付の序列を重んじるためか周到さで再入幕の優勝を拒んだ。

一年間も謹慎してその後一年かけて幕ノ内に駆け上がった努力と精神力を
相撲ファンの前で堂々と敢闘賞という形で讃えてあげたかった思います。

幕ノ内でも元大関なら12勝は当たり前と思っているなら、先場所に何で上に
上げなかったか、ひと場所でも早く大関返り咲きのお膳立てするのが、
大相撲を盛り上げるため、ファンのためにもするべきだったのではないか。

横綱の資質がある29歳の関取には時間が惜しい、それなら未だに治まらない
部屋内暴力のひた隠しにした親方衆にも協会は謹慎させるべきだの思うのだが。

 岡田 純