選抜優勝校・準優勝校揃って敗退
今年も猛暑の中、夏の甲子園を目指し、各都道府県の予選も佳境に入り、
さらなる熱戦が続いている。
その中で春の選抜高校野球で優勝した山梨学院が準決勝で準優勝校報徳学園が
5回戦で敗れるという波乱があった。
ほんの4カ月前の晴れ舞台で全国制覇を競い合い、夏の甲子園では優勝候補と
目されるはずのチームが予選の決勝にも進めず散っていったのだ。
早朝ラジオのある番組でMCやっている巨人好きの野球好き徳光アナは
コロナ禍の中、大声援のないグランドで長い間やってきた野球がガラリと
変わり、緊張などの萎縮から最大のパフォーマンスを出し切れなかったと
自分なりの答えを出していたが、それは違うでしょう。
そもそも子供たちの野球人気の陰りから、身体能力が高い子供たちが
サッカーへ向いているが伏線上にあると思えるのです。
野球と比べボール一つで気軽にトレーニングできるし、プロやクラブチームも
多いので夢がかなえ易いのも魅力的ということで人気が上がるのでしょう。
高校野球はチーム力に加え、抜きんでた身体能力がある投手や打者がいて
彼らが支柱となり、ピンチも乗り越え頂点に立っていたと思う。
試合時間短縮のため試合形式が変わり、延長戦のタイブレーク
(1アウト走者1塁と2塁から試合続行)も理由の一つであろう。
打者優位の状態で投手が切り抜けられれば勝ちとはいっても、四球の出せない
状態で気力を振り絞って向かってくる打者を打ち取るのは容易ではない。
それは対戦する両チームに言えることだが運が左右するので戦前の評価も
当てにならず予想を覆すのはあり得ることだ。
千葉県ではAシード校として県代表の最右翼であった木更津総合高校は
準々決勝で千葉商大付属高校に負けました。
木更津総合は春季関東大会準優勝校であったのにである。
今日(7月24日)は千葉県予選の準決勝であり、専修松戸高校は
甲子園出場経験のある志学館高校と対戦です。
評判では専修リードではあるが、侮れない相手であるのは間違いない。
専修も春季関東大会には出場しているそこそこ強いチームなので、今日勝って
決勝へ進み、そこでも勝って甲子園出場して松戸市民を盛り上げてもらいたい。
岡田 純