新年ごあいさつ
謹んで新年のお慶び申し上げます。
旧年中はご高配を賜り 誠にありがとうございました。
新年を迎えた元日の夕方に北陸能登半島で大地震が起こり
建物の倒壊、それに伴う火事、津波で被害を受けた方々には
心よりお見舞い申し上げます。
この時とばかりに観光で訪れた方々や子供を連れ帰省された方々もいるでしょうに、
せっかくの一家団らんの時にこの災害です、それを思うと気の毒でなりません。
また翌日の1月2日には羽田空港にて飛行機事故がありまして
衝突した災害地に向かうはずの海保機乗員5名が亡くなった惨事がありました。
新年早々大惨事が2日続けて起こってしまい、世間的には新年の挨拶に
おめでとうの言葉は口にしづらい状況からの令和6年のスタートとなりました。
ただ海外から絶賛されましたが、旅客機の乗務員と乗客に死者が出なかったことは
万一の事故に備え日頃の訓練が乗務員に徹底され適切に行われたこと、
また乗客がその指示に従い、その訓練通り行動したことは賞賛に尽きます。
年頭において一年の抱負を語るより、自分の身に起こりうるリスクを
未然に防ぐ また起こった時には最小限で済むよう準備を怠らないことが
第一に必要であると考えさせられました。
我が国では自分の身に悪い事や気に入らないことがあれば他人のせいにする
風潮が目立ってきたと思える世の中でありますが、まずは自分で状況を判断し、
できることは自分で何とかせよ という神からのお告げなのかもしれません。
ここ10年の間に災害を伴う大きな地震が数度起こっており、天候も例年以上に
暑かったり、大きな台風が起こったり、ドカ雪が降ったりと確実に天変地異が
起こっていると思えてなりません。
大地震のほかに300年に一度起こっていると言われる富士山の噴火も想定した
避難や対策の準備もしっかりやっておく必要性を感じました。
皆様のご健勝と今後世の中に災いの起こらないことを心からお祈り申し上げます。
岡田 純