ドジャース山本由伸投手に熱い声援を
12年総額465億円でドジャースに移籍した山本由伸投手。
オープン戦ではドジャースファンの期待を裏切る失点が続いている。
それを見てボクはアニメの一シーンが目に浮かびました。
『巨人の星』主人公 星飛雄馬は家庭が貧乏なのに親父 星一徹に言われるがまま
私立青雲高校に入学、そして野球部に入部した。
それと同時に親父 星一徹は青雲高校を甲子園に行かせるため監督を任された。
一年生の新入部員でありながら剛速球を投げる飛雄馬は紅白戦で投手を任される。
相手は上級生でも飛雄馬はなめてかかり、どうせ打てやしないとど真ん中に
投げつつけますが、球が速すぎてバットにかすりもしない。
中盤になり監督 星一徹は上級生チームに指示を出し、バントを構えさせる。
するとピョーンと打球が大きく飛び、ピッチャーフライになった。
それを見て監督 一徹が速いが球が軽いと指摘され、飛雄馬は動揺し始める。
次の指示で上級生は眼を瞑って1.2.3のリズムでど真ん中でスイングする。
そうすると外野へ飛ばされヒットとなる。
これを名付けてへそ作戦を行い、入部早々から尖がっていた飛雄馬を叩きのめす。
こんなシーンだ。
山本投手も日本での実績やWBCの活躍でコースなど細かいことを考えず
自信を持って投げたのだろう。
メジャーの実力ならタイミングが合えば当たる、当たれば体格からにじみ出る
パワーでヒットにできる、本場メジャーの力を実感する良い経験になった。
球の回転が良くても メジャーでは身長が低い分、角度が無いから球威で
押していくようなことはできないだろう。
各打者に対し変化球を交えた投球の組立ができてくれば十分抑えられる、
オープン戦で3試合9回2/3を投げ9失点ではあるが、9回投げて三振を14個とれる
実力があれば本番ではオープン戦のように連打されることはほぼ無いだろう。
オープン戦は試運転の調整期間であるので、相手打者を知り、それに加え
日本での実力さえ出れば山本投手なら14勝くらいは可能とボクは見ている。
一番の懸念はメジャーのローテーションについていけるか、怪我無く
一年をやり過ごせるかだけである。
岡田 純