ゴールデンウィークの5月2日に山種美術館・エビスビールでビールを飲んだ後
表参道にあるかばん屋に行くつもりがお休みで、仕方なく地下鉄の駅に向かう
途中にあった食料品スーパー紀ノ国屋で買い物して帰ることにしました。

はい・・渋谷付近の食料事情は並んでいる食料品を見て一瞬で判りました。

こっちより高級品が目につき　ステーキは一枚5000円超が所狭しと並んでおり、
缶詰コーナーもハイソなものばかり、つまみ系は酎ハイより高級ワインに
合いそうなものばかりです。

高級なつまみとして知られる『からすみ』が　ズラリと並べてあるのは圧巻で　
秋に台湾で数十年ぶりに目にしたので高額だがその時は自分ために買いました。

パッと見　ちんけ見えますが一枚4～5000円はするものなので到底頻繁に
食することはできません。

紀ノ国屋はこっちの正月を迎える前のスーパーのような錯覚を覚えるようでした。

からすみとはボラの卵巣を塩漬けしたものを塩気を取り除き燻製にしたもの
であるのは知る人ぞ知るが、その食感から海のチーズと言われ、味はボクに
言わせればしっとりした焼たらこのようなもので、見た目からも高級とは
言い難く、ボク以外の家族は気味悪がって食べません。

そのからすみにナマコの内臓の塩辛である『このわた』とトゲトゲのウニを
塩と混ぜ合わせた『塩ウニ』が日本の三大珍味と言われています。

今回はからすみとはいきませんがすっぽんのコンソメスープを
おじやにして食べようと買ってきました。　

買い物も終わり、地下のトイレに行く途中、地下駐車場を覗いたが
高級外車のみで、決して国産の軽自動車などありません。

そして店外へ出ると国道ではフェラーリ、ポルシェ　ベンツAMGが唸りを上げ
走ってます。

この日は広尾で美術館・恵比寿でビール・表参道で買い物と散策してみたが、　
表参道は若者ばかりが集う街で価値観が違い、広尾・恵比寿は閑静で
設計に丹精込めた建物が立ち並ぶ落ち着きある住宅街で、家賃収入のある
財産持ちや本当の金持ちしか住めない街なんでしょう。

　岡田　純