休日は茨城へドライブ
いい気になって早朝から一日2万歩以上を目標に歩いていたが、その酷使が祟り
左ひざがはれ上がり痛くて普通に歩くことが不自由になってしまった。
暇な休日はゴルフの打ちっぱなしが日課だが、今回は妻を誘い茨城県笠間市へ
ドライブに行くことにした。
目的は県立陶芸美術館の7月7日までの企画展で北大路魯山人の作品である。
その陶器や書、日本画などをじっくり見学しお昼に常陸牛を食するものとする。
朝早めに出たので昼食を意識した行程上一発目は笠間稲荷を参拝する。
平日の9時半ごろなので参拝客はほぼいないため、そこは静かな空間となり
神社ならではの厳かな気分を味わうことができました。
境内に関東三大稲荷と看板があったが、伏見稲荷大社はその一つと認められて
いるようだが、他の二つは候補と言うことで笠間、豊川稲荷、佐賀の祐徳稲荷
が有力とし、その他にも候補に挙がっている稲荷神社があるという。
次の魯山人企画展に展示された陶器の感想だが、見て楽しむ芸術品もあるが、
料理を引き立てるためのような朴訥とした決して派手さのない器や皿が
いかにも料理に蘊蓄のある魯山人らしい作品と感じました。
魯山人の料理は目で楽しみながら舌で楽しむ、そしてその空間を包む
雰囲気をも大切にするという思いが伝わりました。
魯山人の次は常陸牛です。美術館のすぐそばのホテルのレストランが
ランチをやっていて、そのメニューには常陸牛のアラカルトがある。
サイコロステーキ、ローストビーフ、ハンバーグなどがあり、ステーキと
ハンバーグを頼んだが、特別に高いものでは無いのに表に常陸牛と謳うだけ
あって旨さに納得させられました。
そしてこのドライブにはもう一つ目的がありました。
茨城県で一番人気のある納豆を買うことですがそれは笠間の道の駅にありました。
その銘柄はだるま納豆で、高速のサービスエリアで良く目につく天狗納豆を
抑えての一位でありました。
家に帰り早速冷蔵庫にあった地元のスーパーで買った納豆との食べ比べは、
だるまは粒が大きくしっかりしており、粘り方もすさまじいです。
これは納得のだるま納豆の勝利です。
2023年の魅力の無い都道府県第一位は茨城県が佐賀県を抑え
再び返り咲きましたが、ボクはこれには納得がいきません。
この日だけでも笠間の陶器、常陸牛、だるま納豆、それに笠間の栗を使った
ソフトクリーム、そしてメロン 買ってきたのは笠間の市場にはあまり出ていない
メロン(食べごろは7/8)ですが、これらは茨城ならではの名産品、
買ってはいませんがその他農産物や水産物も多くあります。
地元民のアピールが足りません。笠間稲荷も声高々に日本三大稲荷と叫んじゃえ
岡田 純