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五香のつぶやき

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パリ五輪開幕しました

オリンピックが開幕しましたが、気持ちが盛り上がりませんね。開幕式での
各国の入場の演出も雨模様のせいもあったでしょうが感動無しでした。

いざ競技が始まり柔道も男子60キロ級の判定も審判の待ての指示があっても
5秒も絞め続けられ落とされて負け・・・相手は卑怯であることは明白である。

そして盛り上がっていた男子バレーの負け、男子バスケの負け、卓球混合ダブルス
の負け 日本での人気競技の負け続きでネガティブになっている国民も多いはず

但し女子柔道48キロ級角田夏実選手が危なげなく勝ち進み、金メダル第1号と
なったことが救いである。

角田選手の型は巴投げから関節技でフィニッシュであるが、その型ができたのは
1階級の減量と柔道にサンボや柔術を組み入れる努力がこの五輪を目指したこと
により遅咲きの31歳で実を結んだのである。

国民から見れば、いやそうではない人もいるのでボクから見ればメダルを取る姿と
その選手の精神力や今までの努力を照らし合わせ、そこから得られるものとして
その立ち向かう勇気や努力をボク自身のの活力にしたいと思っているので、
見る側での立場で勝利至上主義になっているのです。

開幕直後でもボクの気持ちが盛り上がっていないのは、数日前の女子体操選手の
処分の仕方がどうにもしっくりこないことが原因です。

まぁ本人が辞退したのだから周りがとやかく言うことは無いのだが、同じくして
しっくりこない人たちから未だに批判が飛び交っているのが現状です。

想像ではあるが、協会のスタッフ達はルール違反のタレコミがなくとも、
指摘された彼女の喫煙も飲酒も前々から判っていたと思う。

それは頼れるエースだから確かめることなく何となく黙認していたと思う。

タレこんだのは関係者で 実力があっても違反している選手が晴れ舞台に出るなら
今まで頑張ってきた補欠の選手を出してあげたいという思いが働いたと思う。

ルール上それが適わなかった。意固地なマスコミは犯人捜しで話題を引っ張ている
ようだが、タレこんだのは協会の指導者や選手でないのはその点で明白でしょう。

だから協会のスタッフたちは注意できなかった自分たちが一番悪いと矢面に立ち、
今回は出場させ五輪終了後にルール違反の罰を与えれば良かったのである。

未成年が喫煙・飲酒がダメなことは誰でも知っているが、一般人で守れている
人はどれだけいるか、興味がない人、毛嫌いしている人は口にしないが、
好奇心いっぱいの青年は怖いもの見たさの感覚で経験はしていると思う。

その程度のことを自業自得ということで10年以上も五輪を目標に節制しながら
努力してきた少女にこんな大きな仕打ちを与えていいものなのか。

これがルールだからと言って罰を与える・・・これが正当な正しさなのは判るが
コメンテーターもこれを言っとけば安全だが、自分の子供がこの娘の立場に
なった時や教育者や目標に向かってきたアスリートだけでなく一般国民の
多くの人が納得していないとボクは思っている。

ボク自身いつもの五輪では高揚するがどうも今回はダメである。でもこれから
何か感動する勝利やドラマがあれば別ですが・・・そうあって欲しいです。

 岡田 純