2025年新年あいさつ
謹んで新年のお慶び申し上げます。
旧年中はご高配を賜り誠にありがとうございます。
2024年は元日に起こった能登半島大地震、翌日の羽田空港での
民間と海保の飛行機事故とで最悪のスタートとなりました。
大リーグでは常に頂点を狙うドジャースに移籍して大谷翔平選手はこれから
飛躍しようとするという時に、信頼していた通訳の裏切り行為で
大変なスキャンダルへ発展しそうになりました。
しかしそれに心乱さずワールドシリーズを制覇した姿、そしてそれを裏付けた
全力プレーに日本国民は心を躍らせました。
パリ五輪でも日本人選手は過去最多のメダルラッシュで
出場選手たちの活躍に日本国民は心躍らせました。
北陸の復興はまだまだ途上で、心を傷め立ち直るにはまだ時間がかかる方々も
多いですが、少なくとも大谷翔平選手や五輪での日本選手のパフォーマンスは
心の中で喜ばしく思っているはずと思います。
悪い事の後には必ず良い事があると常々言われますが、
それなりの行動を起こさなければ良いことは巡ってきません。
今年の干支は巳年です。蛇は脱皮を繰り返し成長していくので、巳年は
我々企業人には再生や成長を祈願する年であります。
私はいつもながらの行動に今までと違う変化を持った行動で新しい知人を増やし
自分の成長を促して行きたいと思っています。
正月を迎え1月2日と3日例年通り箱根駅伝を見ておりました。駅伝は各大学で
エントリーされた10選手の総合タイムでの競い合いです。
2日間併せて10時間の動きの少ない戦いを見続けるのは、家族などから見れば
異常だと思っているようですが、そんなことは無く選手たちはチームのため
力を出し切ってタスキを渡す姿は尊いもので感動なく見ることはできません。
死に物狂いで1秒でも早くタスキを渡す、上位校で優勝を競うチームはそれで
素晴らしいものですが、初めから優勝は無理なチームはシード権を競う、
シード権も危ういチームはタスキが規定時間内に渡せるよう死力を尽くす、
この姿だけでも涙なく見ていられません。
実況は放映中に選手の逸話を紹介したりするんですが、良い言葉を頂きました。
『本気を出せ』 優勝を狙えるチームの選手が、その時に調子が出ず
区間ビリのタイムで上がり一人悔やんでいたところ 監督から叱咤された
のがこの言葉で、この言葉で再起を誓いリベンジしたそうです。
『本気を出せ』この言葉で今年は蛇のように再生しなければと思いました。
皆さまにおかれましては今年が飛躍の年でありますよう祈念いたします。
岡田 純