消える新京成線
先日新京成線に乗っていたら、線路沿いにやたらと一眼レフを持った
中、高校生くらいの撮り鉄がおりました。
その理由はこれでしょう。
新京成線が京成電鉄に吸収合併され4月1日から京成津田沼~松戸の区間が
京成松戸線になります。
京成線運転手の実地訓練と思われる試運転の車両を久しぶりに見かけたのですが、
その車両をカメラに収めようとしていたのかもしれません。
新線になっても千葉中央までの運賃が安くなるとかは無いようで、
利用者にとっては名称以外は変わらないようですが、
昔から身近で利用していたものには感慨深い事です。
ボクは生まれてすぐこの地に住むようになったので五香駅が平屋の駅の頃も
覚えているほど長きに渡り利用していました。
ホームの先は車両基地があり、今ではくぬぎ山にまとまりましたが、
昔は五香駅どまりの車両もありました。
新京成線はピンクの電車と言われるようですが、最初の車体カラーは
コーヒー牛乳色に下の部分は茶色という地味な配色でした。
それが一変してフルーツ牛乳色に下部があずき色に、車体は京成線のお古から
オリジナル車両が登場し白とピンクになりました。
一時、北総線が京成乗り入れで都心と結ぶ前の何年かは北総線が松戸~小室間で
運行しておりました。
その車体は斬新的な銀に青のメタル調の車両も今は懐かしく思い出されます。
京成線の傘下に入れば京成線のカラーに代わってしまうのでしょうか、
このまま数ヶ月でピンクの電車は見納めになるのでしょうか。
生まれた時から親しんだ五香を奪われるみたいで寂しいですね。
写真は2022年初日を浴びる新京成線です。
岡田 純