栄冠は君に輝く
甲子園 全国高校野球選手権の大会歌である『栄冠は君に輝く』は
古関裕而氏の作曲したもので、現在放映中のNHK朝ドラ『エール』は
古関裕而をモデルとし古関夫妻の生涯を描いたものであるらしい。
5月20日 運営側から全国民の関心が集まる夏の風物詩 夏の甲子園大会
についても春の選抜大会と同様に中止との発表があった。
そして目標を失い泣き崩れる球児たちをいたたまれなく慰める監督や
父兄たちの姿がTVに映し出され、こうなることも予想していた画面の
こちら側にもやりきれない気持ちや無念さが伝わってきた。
コロナ緊急事態宣言も39県の解除に続き、大阪・兵庫・京都も解除となり、
5月25日をもって残された北海道・東京・千葉・神奈川・埼玉も解除の
方向へ動き、やっとここに来て一段落ついたと思われる。
都道府県民10万人において感染が1人未満なら緊急事態宣言は
4月20日ごろに解除できたはずであるのに、感染状況を統計的に見れば
終息は時間の問題だが何を恐れてここまで引っ張っているのであろうか。
それだけ経済をひっ迫させても自粛要請を聞き入れている企業の中で
内部留保の多い企業が生き残れる条件であったのは、野党が唱える企業の
儲けからガッポリ法人税をというのが、留保することが生き残りの
手段と肯定されたのが皮肉である。
だがこれ以上宣言が続けば多くの中小企業が倒産し、コロナ感染者の死者を
上回る自殺者を出してしまう恐れを政府は現実味に感じてきたのだろう。
普段の生活では恐れの薄い結核でもワクチンがありながら年間2000人を
超える死者をだしているとも聞くので、コロナのワクチンが近いうち
できるであろうし、手洗い・うがいなどで防御できるとは思えないのかと
医療関係者の発言ばかりを重視する政府に対し文句が言いたかった。
中止になった高校野球ですが、宣言解除が目に見える時期なのにダメですか?
移動や宿泊でクラスター感染 他県民との接触 ケガや炎天下の健康面も
練習不足から懸念があり、いまだに医療施設の不足事態が想定されることも
今は何をとっても感染や医療不足につながるので中止も致し方ないのか・・・
でも球児だけでなく甲子園の舞台を生きがいにしている人も多いけど
どこかでこの事態を収めなければならないが、甲子園が良い機会かと
思ったがダメか・・・いや 運営側の事なかれ主義と感じるが・・
大人の考えではヤメた方が得策か・・責任取れなど言ってくる奴がいそうだし
それならばせめて秋に時期を代え地方大会を催し、3年生球児にはのびのびと
グラウンドで試合をさせてあげたい。
晴れの表舞台において『栄冠は君に輝くで』で胸を張り 入場行進させて
あげたいと思うのである。
岡田 純