函館弾丸ツアー
ブログを投稿するのは5月23日以来、3ヶ月半のご無沙汰です。
世間はコロナ渦でネガティブになっていまして、書くものが何も浮かばない
という状態でした。
でも8月に入ったころから終息間を感じて・・いやこの辺で徐々にでも自粛生活を
終息させるべきではないかと そんな風に思い立ったボクと妻は9月9日、新幹線で
函館日帰り旅行を敢行しました。
6時38分上野発のはやぶさ1号に乗り4時間ちょっとで新函館北斗駅に着き、
また帰りも函館駅を18時過ぎに列車に乗れば23時前に上野に戻れるんですよ、
よくよく考えたらもったいないけど日帰りは可能です。
函館といえば海鮮丼です、活イカ食いたいけど それだけで腹いっぱいじゃ嫌だし
ウニ食いてえイクラ食いてえだし、イカ・ウニ・イクラの海鮮丼で決定です。
食ったらすぐにバスに乗り込み五稜郭へ・・・新選組土方歳三が戦死した場所です。
戊辰戦争の終結の場 俗に言う箱館戦争で最後まで新政府に抵抗した新選組副長
土方歳三が討ち死にしたところで一度は訪れたかった場所です。新政府軍とはすなわち幕末では反政府のテロリスト集団ですが、そいつらに打ち
負かされ新しい国が将軍とはゆかりのない新しい人たちにより組織されたのです。
元々武士でない歳三が幕府に剣で認められ武士なり、将軍を最後まで守ろうと
武士として真の武士らしく死んでいったのです、何かグッときませんか。
それに引き換え榎本武揚はどうであろうか・・・幕臣の家柄で幕府の金でオランダ
留学し、帰ってきて江戸無血開城に腹を立て、江戸から蝦夷に向かうため開陽丸に
乗り込み、そこで将軍を迎え新しい国を造ろうと途中仙台で歳三たちと合流し、
五稜郭で迎え撃ちをかけたが、兵士の数に勝る新政府軍に敗れたのであるが、
しかし敗軍の将として自刃はせず、新政府の中でのうのうと生き続ける
いくら航海術や国際法に長け新政府側に重宝がられたとはいえどうであろうか。
賊軍であっても、民主主義のへったくれもない旧幕府の人切り愚連隊でも
将軍を最後まで守ろうとした一途な新選組はボクの中ではヒーローであるのです。
その新選組最後の地 五稜郭、実際に行って肌で感じてまいりました。
次は市電で元町散策に行きましたが 暑いし 坂だし参りました。
元町は保存建物に指定された人家や石畳の坂 坂から見下ろす函館港
教会群もあり ちょっとしたレトロな異国情緒を感じさせる街であります。
教会群から坂を下り ビヤホールでのどを潤し、向かいのラッキピエロの
チキンバーガーをベンチに座り港を眺めながらほおばる。
最後に函館駅を離れるのに30分あったから とどめに 『あじさい』という店の
塩ラーメンを食い満腹になって帰路に向かったのである。
まさしく弾丸ツアーでありました。
20.9.13 岡田 純