9月も終えようとしている今日の早朝は、半そででは寒いくらいであるが、
7月末に捕まえたノコギリクワガタ♂はまだ健在で、エサを変えようと水槽に
突っ込んだ指をギザギザの大あごで挟んでくる。

クワガタの成虫は越冬すると聞いていたので数が尽きてしまった昆虫ゼリーを買い、
次はどうしたらと　準備を始めようとしたが、よくよく調べてみると越冬するのは
オオクワガタ、ヒラタクワガタ、コクワガタでノコギリクワガタは3～4カ月の命らしい。

気にはなってはいたが、一時よりもエサの減り方が遅くなり、動きも緩慢に
なってきているようだ。

最初は道端で捕まえたこのクワガタを地元で放すより、樹木の豊富な四方八方どこを
眺めても山里の栃木の田舎で放してやろうとお盆まで飼育のつもりが、
あっちでは　コロナを持ってくるな！らしく　予定の山里へは行けなくなってしまい　
このクワガタは狭い水槽の中、落ち葉に身を沈め暮らさざる負えなくなってしまった。

当然、ノコギリクワガタの分布を確認してからの思い付きだが、今度は
ノコギリクワガタの寿命を調べていたところこんなことが書いてあった。

一度飼育した個体は放してはいけない、違う地域で放すのはもってのほかで　
それは法律に反し軽犯罪法違反となるとのこと。　

クワガタなどの死骸も家庭ごみとして捨てなけらばならず、公園などにでも
埋めたりしたら廃棄物の処理及び清掃の法律に触れるらしい。

それも虫たち生物の生態系を守るためであり、または日本のその地域の個体を
ダニや寄生虫から守るため、虫たちの環境を守るための厳しいルールなのである。

今は山口元メンバーのように酒気帯び運転で人身傷害事故でもないのに
即逮捕という時で、ブログで　先日地元で捕まえた昆虫を楽園のような山里へ
逃がしてあげて　ボクはとっても良いことをしました　なんで書いたりして
その後　軽犯罪法違反で逮捕・・なんてならないで良かったと思う次第である。

　　岡田　純