親子三冠馬
競馬の話ですが、コントレイルが菊花賞で勝利しクラッシック三冠を達成した。
それも無敗の三冠馬は1983年のシンボリルドルフ、2005年のデープインパクト
そして今年2020年に新たな栄光馬 コントレイル の3頭のみである。
デープインパクトは知る人ぞ知るコントレイルの父親 だから親子で三冠馬であり
デビュー以来無敗ときたら今後2度と拝見することのない出来事かもしれない。
菊花賞は長距離の3000mでありコントレイルには向いているとは言えない体躯で
あるようだが、そこは鞍上の福永騎手がうまく展開を作り中団から最後の直線で
スパートをかけ、すぐ後ろにピタリとくっ付いていた2着のアリストテレス
(鞍上ルメール)をタイム差なしのクビ差で薄氷を踏む思いの勝ちをもぎ取った。
この日のルメールは調子が良かった。さすが菊花賞は賞金がでかいので
夏場のレースはダラダラやっていたが、それが控えている今日はさすがに違った。
この日の菊花賞までのレースでは3勝、2,3着は1度づつ着外1 やる気が違ってます。
格言によれば菊花賞は上り馬にも注目 ということで 夏に体の成長とともに
しごかれ、その結果連勝してきた馬はよく走るようなのでアリストテレスは
それに当てはまります。
それも賞金が大きい時の勝率が高いルメール鞍上となれば対抗には
持って来いではありませんか。
そういうことはレース前に言え!というものではあるが、競馬というものは
最後は直感でしかないが、何かとつじつまが合うものである。
レース中、アリストテレスがべったり引っ付いているのでコントレイルは
今まで培った闘争心からいきり立ち突っ走ろうとするが、それをなだめながら
手綱を操った福永騎手は、よりすごかったということです。
菊花賞は牡馬のみの男馬レースですが、女馬 牝馬クラッシック三冠馬が同じく
先週達成されました。
デアリングタクトそれも同じく牝馬史上初の無敗での三冠でした。
この三冠馬同士はいずれ戦うことになりますが、どちらが勝つでしょうか。
今年の有馬記念かな・・・見ごたえがあり注目の一戦となります。
今年は牡馬・牝馬ともに無傷の三冠 こんな幸運な年はそうはありませんよ。
皆さんにも幸運が授かりますよう祈念いたします。 自分にも!
岡田 純