投票日から5日経った11月7日　前副大統領のジョー・バイデン氏が
大統領選挙の勝利宣言を行った。

通常ならば対抗候補者の敗北メッセージを受けてからの勝利宣言だが、
トランプ氏は郵便投票で不正があったと根拠の乏しい主張を繰り返し
訴訟を起こすと息巻いており敗北を認めようとはしない。

アメリカではすぐにでも政府が主体となりコロナウイルスの対抗措置を施し
経済回復を目指さなければならないものをトランプは国民もそっちのけで
自分の主張を押し通すことにしか頭が回っていない。

強いアメリカを取り戻すという主張で当選したトランプなので、散る際も
負けを認めないと思っていたが、トランプ寄りのメディアも根拠もない
言い掛かりに付き合うこともなく主要メディアは次々と新大統領を称えた。

以前オバマ氏が大統領に就任された時に、にわかに注目されたのが
福井県小浜市　それからは観光化されたようでオバマ氏のおかげで
全国的に周知されたといえよう。

それで今回はジョー・バイデン氏の選挙優勢により梅田穣（うめだゆたか）
町長の名がにわかにクローズアップされた。

英米表記に変えるとジョー・バイデンということで本人は家族に注目
されていることを伝えられ、何のことやらという感じであったような

彼は熊本県上益城郡山都町の町長さんで稲の害虫であるウンカの被害と
イノシシやシカなどの害獣の被害に農家を中心に町民のために
アメリカ大統領を横目に日夜悪戦苦闘頑張っているのである。

上益城郡と言えば熊本地震でも被害にあったところで、熊本県として
今年の大雨洪水被害もあり、コロナ渦の都会との往来も自粛であったり
財政的にも厳しい状況かと思います。

これを機会に熊本に注目が集まり　シンボル的な熊本城は修復途中ですが
これから観光客が大勢訪れますようお祈りいたします。

　岡田　純