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五香のつぶやき

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新しい年を迎えて

新年を迎え皆様におかれましては実りある年でありますようご祈念申し上げます。

東京都のコロナ感染者のグラフを見ますと11月20日より急速に感染者が
増加した状態で新年を迎えることとなり、不安が先立つ年明けとなりました。

新型コロナの終息が見えなければ何も始まらない
これが年頭に思うことです。

政府の打開策は飲食店の時短営業ばかりに気を取られてるが、実際の
ところは原因が飛沫であるので個人々の感染しない・させないことの
更なる意識強化が絶対である。

だから昼夜関係なく多人数の酒席やカラオケはご法度とし、店側の
感染防止策と違反者には罰金・罰則を科せば終息に向かうとボクは思うのです。

そして比較的重篤者の多い70歳以上の人は行動を自粛していただく、
これができるようにすることが終息の最短距離だと思っています。

昨年の年始はオリンピックイヤーで好景気に国民が沸くと思ったが、
すぐに新型コロナの流行となり、どんでん返しのオリンピック一年延期、
その後も終息の気配を見せたと思いきや再び流行し、今や医療崩壊の危機に
直面というどん底に陥りました。

こんな時にどういった心持でいたらよいのでしょう?・・・実は私事ですが
昨年の8月に母を亡くしました。

父は10数年前に亡くしておりますが、両親に対しては15年以上の仕事を
しながらの看病や介護、家族や姉妹の助けがあったにしろ明け方目を覚まし
あれこれ考える毎日でした。

横になりながらネガティブなことを考えても埒が明かない これが早朝の
ウォーキングの始まりとなりました。 

これを今まで続けられていることで気持ちの持ちようで継続できる
という強い意思と健康への意識が身につきました。

今までの看護・介護と会社の経営のことなど不安との戦いが少しは人生の
修業になったと思っております。

そして母が逝くまで誠心誠意尽くしていただいた特養の松寿苑のスタッフ
の方々や最後まで治療をしていただいた慈恵医大病院の医師や看護師さんには
感謝が尽きません。

この感謝を口にできる素直な気持ち・・・仕事にしても普段の生活にしても
感謝の気持ちが頻繁に湧いて出れば不安な時代でも楽しいことが
見えてくるはずです。

感謝の気持ちを持つには自分が謙虚でなければなりません。

今年は年男なのです。もうこんな年齢かと思うのです。

また携わっている業界も長いのです。若手とかわいがってもらっていましたが
いつの間にか後輩が多くなりました。

だけどまだ助けてもらうことも多いので、感謝して感謝されるよう謙虚に
生きようと改めて思います。

不安だらけのボクですが、本年もよろしくお願いいたします。

 岡田 純