松山英樹マスターズ優勝
松山英樹プロが世界メジャータイトル戦 マスターズで優勝を遂げた。
このマスターズ優勝はアジア人初のタイトルで女子プロに比べ低迷中の
日本男子プロ全体に大きな感激と自信、そして夢を与えるものである。
TV中継の解説者で自らも出場しこの頂点を羨望し見つめていた中島常幸プロも
感激のあまり号泣しており、ことの重大さを物語っておりました。
試合は3日目の猛チャージで4打差トップに立ち、良い形で最終日を迎えましたが、
最終日の1ホール目から幾多のトラブルに遭いながらも、持ち前の技術と
精神力で運を呼び込み2位と二打差で最終ホールを迎えました。
18番ホールのティーショットはフェードを打たないと正面の顎の高いバンカーに入る。
3番ウッドで手堅くフェアウエイに置きボギー覚悟で行くと思ったが
すかさずドライバーで攻めた。
インタビューでもその1打が優勝のカギだったと言ったが、それでもあがりは
ボギーになってしまったが、攻めに徹したゴルフが優勝を導いた。
前日まで好調だった15番が池ポチャ、16番ショートがボギー、2位との差が2打で
最終2ホールを迎えた時にズルズルいかないのが今の松山の精神力である。
自分はゴルフ練習場へは月3度ほど行っていて、つい先ごろネット通販で
ソールの厚い安い中古アイアンを買って使い始めたばかりである。
今までのミズノMPシリーズから同じミズノのJPX825(製造終了製品で中古品送料込み
28,000円くらい)替えてみましたが、打ちやすくゴルフ熱が再炎したところです。
MP33は芯に当たれば手ごたえ良くいい球が出るが、当たらなければまったく飛ばない。
池の絡むショートホールは球が無くなるので恐怖でした。
プロじゃないのに何でプロモデルを使かうの? 腕がいいのなら別だが、
10人並みの年3~4回しかコースへ行かないヘッポコピーが、今となっては
身の程知らずのバカというしかないのです。
この易しくなったアイアンを手にしてゴルフに行きたくてたまらないところに
このメジャー獲得は感激もひとしおなのです。
そしてこの偉業は日本人男子プロの夢を現実に近づけた初のメジャータートル獲得
だけでなく日本国民のゴルフ熱再炎となるはずです。
またつい先日の国内でも池江璃花子の病気と闘いながら再起のオリンピック出場も
日本国民に大きな感動を与えたものでした。
これらの結果の裏には天才たるものでも大きな努力がより大きな成果として表れ
人々を感動させたものであり、松山プロも池江さんも誰よりも努力していたのです。
決して道具が良いからではなく努力で・・・ですね。
岡田 純