佐々木朗希2試合連続の快挙
ロッテ・マリーンズの佐々木朗希投手は4月17日2試合連続完全試合の達成まで
あと3人というところで降板した。
解説者やプロ野球ファンから賛否両論の意見が出るのは当然のことであるが、
ロッテ井口監督は無理をさせないと大記録を見る可能性をかき消す裁断を下した。
球場に訪れたファンはこの目で大記録達成を見たかったと降板を悔やみ、
解説者はファンのために続投派はごく少数でシリーズを考え体に無理させないため
降板はやむ負えないとの意見だった。
井口監督からは7回から疲れが見え始めたというのが、降板の理由である。
ライブでは見ていないが、確かに直球がシュート回転し外角狙いが内側へ
入っていたが、結果では早いので打たれなかったが、疲れから球速が少しでも
落ちれば打たれる可能性は高くなるだろう。
マウンドから踏み出した左足の踏ん張りがしっかりと効かず体が開き気味になり
シュート回転してしまうと投手出身の解説者が言っていたが、初速と終速の差が
出て当てやすくなるのは当然のことだろう。
味方が1点でも取っていれば勝ちの権利があるので、投球数102であったが
続投もありうるが、ここでの降板は次の1週間後リフレッシュした体で
連続無出塁の記録を更新させるという妙味を残したことで大変意義があると思います。
ボクは賛成派、完全試合それは一つの通過点に過ぎずそれで良し、それよりも
先発で20勝を優に超える最多勝の方が本人にもチームにも大きな価値があるものです。
大リーグも注目の大投手、ロッテは打線も強力だし故障なく1年通じてどこまで
やれるかこれがボクの大きな興味です。
岡田 純